エステル「あのユーリ。これ、受け取ってください」 ユーリ「...なんだコレは」 ジュディス「私たち4人からよ」 パティ「これを手に入れるのは、カジキの一本釣りより困難な道のりだったのじゃ」 リタ「ありがたく受け取りなさいよね」 ユーリ「...だから。何なんだコレはっっ!」 リタ「『うさみみセット』よ」 パティ「うさみみにうさしっぽ。さらにハーフフレームメガネ付きじゃ」 ジュディス「殿方の趣向を詰め込んだつもりなんだけどv」 ユーリ「オレにこんなシュミはねぇ」 エステル「ユーリの趣味なんて聞いてません」 ユーリ「は?」 パティ「今日は、フレンの誕生日だそうだの」 ジュディス「これ、私たちから彼へのプレゼントなの」 ユーリ「ああ。だからオレからアイツに渡しとけってか?」 エステル「違いますっ!」 ユーリ「えっ」 リタ「『うさみみを付けたユーリ』が、フレンへのプレゼントなんだって」 ジュディス「だから、彼のために付けてあげて」 ユーリ「誰が付けるかあぁぁぁぁぁ!!!!」 エステル「ユーリに拒否権はありません。これも全てネタのため」 ユーリ「!!!」 リタ「エステル、心の声が口から出てる...」 エステル「という訳で、観念してください...」 ユーリ「ちょ、おま...、目ェ怖ッ...!!」 エステル「覚悟っっ!!」 ユーリ「ぎゃあああぁぁぁぁぁ!!!」 |
フレン「なっ、ユーリ!?」 ユーリ「...よぉ」 フレン「どうしたんだい、その格好...」 ユーリ「や、エステルたちに無理やり...」 フレン「うさみみにうさしっぽ...。さらにメガネ...」 ユーリ「なんか、お前に誕生日プレゼントだとか言われて付けさせられたんだけど」 フレン「.........」 ユーリ「やっぱ変だよな。すぐ脱ぐから...」 フレン「萌えるじゃないかっっ!!!」 ユーリ「はあ!?」 フレン「すっごく似合ってるよむしろ萌えるよ最高だよ」 ユーリ「おまっ、『萌える』とかそんな言葉、どこで覚えて...」 フレン「さすがはエステリーゼ様。僕のツボを鷲掴みじゃないかっっ」 ユーリ「落ち着け!そして鼻血をふけ!!」 フレン「ごめんユーリ。今夜は寝させてあげられそうにないよ」 フレン「ちょっ、ふ...フレンさん...!?」 フレン「では遠慮なく。いただきます」 ユーリ「ヒ...!」 |
ジュディス「今頃ふたり、どうしてるかしら」 リタ「間違いなくフレンのほうは、鼻血ふいてるわね」 パティ「ユーリのうさしっぽ、ウチも見たかったのじゃ」 エステル「大丈夫ですよパティ。リタが素敵なイラストで描いてくれますから」 パティ「おお!」 リタ「なっ!アンタまさか...」 エステル「いきますよ。春コミあわせで」 リタ「春コミって、もう〆切間近じゃないのよ」 エステル「大丈夫です!なんとかなります!」 ジュディス「愛のなせる術ね」 パティ「春コミの楽しみが、またひとつ増えたのじゃvv」 エステル「弱点のしっぽをいじられて悶えるユーリ...。想像するだけで萌えですっvv」 リタ「つまり、やっぱり18禁ってわけね...」 エステル「当たり前ですっっ!!」 ジュディス「耳に息を吹きかけても、きっとぴるぴるするのよね」 パティ「フレンは耳元で鬼畜な言葉を囁くのじゃ〜vv」 エステル「今夜は徹夜決定ですっ!」 リタ「明日の休みも決定ね...」 |
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