新刊が出たらしいよ。

パティ 「むふ。むふふふふ」
ユーリ 「パティ、何見てんだ?」
パティ 「ぬぉおっ!!ゆ、ユーリか...。何でもないのじゃ」
ユーリ 「何でもって...、今後ろに何か隠したろ」
パティ 「見てはダメなのじゃ!乙女の秘密なのじゃv」
レイブン 「ふ〜ん、どれどれ」
パティ 「あっっ!!返すのじゃ!!(飛んでも届かない)」
レイブン 「ありゃりゃ、ホントに出しちゃったんだね...」
ユーリ 「だから、何なんだよ」
レイブン 「...嬢ちゃんが出すって言ってた本」
ユーリ 「!」
レイブン 「しかも18禁!!」
ユーリ 「な゛っ!!」
レイブン 「パティちゃん、ダメじゃないの。お子様がこんなの読んじゃ」
パティ 「ウチはお子様ではない!」
レイブン 「...あーた、自称14歳でしょうが」
パティ 「あう...」
レイブン 「で、青年。見たい?見たくない?」
ユーリ 「う...。見たくないが、気になるっつーか...」
レイブン 「ふふ〜ん」
ユーリ 「な、何だよ。にやにやして...」
レイブン 「青年ってば、意外とお盛んなのね☆」
ユーリ 「だから!いったい何が書かれてんだっっ!!!」
レイブン 「若いって良いわね〜vv」


※良いこどもは、18禁なんて見ちゃダメよっ!!(By.おっさん)




ザーフィアス城の庭園にて。

エステル 「ありがとうございました。あれから無事に、本を出すことができました」
フレン 「そうですか。おめでとうございます」
エステル 「フレンのおかげで、あっという間に完売したんですよ」
フレン 「それはすごいですね。お役に立てて光栄です」
エステル 「これ、お礼と言っては何ですが、1冊どうぞ」
フレン 「いつもすみません」
エステル 「いえ。こちらこそ、フレンにはいつもお世話になっていますから」
フレン 「ではさっそく、この本のプレイを試してみますよ」
エステル 「まあ!素敵な考えですね」
フレン 「今晩が楽しみです」
エステル 「またネタの提供、お願いしますね」
フレン 「はい、エステリーゼ様」

エステル 「うふふふふふふふふふふ」

フレン 「ふふふふふふふふふふふ」





そして、またネタが産まれた瞬間。

ユーリ 「フレ、おま...、その本...」
フレン 「ん?これがどうかした?」
ユーリ 「まさか、エステルの...」
フレン 「ああ、知ってるんだ。読んだの?」
ユーリ 「読んでねぇ!オレは断じて読んでねぇっ!!」
フレン 「そんなムキにならなくても...」
ユーリ 「....そーゆーお前は、読んだ...の、か...?」
フレン 「うん」
ユーリ 「『うん』って、そんなあっさり.....」
フレン 「読みたい?」
ユーリ 「読みたくねぇっっ!!」
フレン 「じゃあ、聞かせてあげようか」
ユーリ 「聞きたくもねぇっ....うわっ!!」

どさりとベッドに押し倒されるユーリ

フレン 「この本のユーリはねぇ」
ユーリ 「ちょっ、耳元で囁く...なっ...!」
フレン 「両手を縛られて、クスリを飲まされて...」
ユーリ 「どんな本なんだソレっ!あっ..!.」
フレン 「どこを触られても全身が敏感になって。こんなふうに...」
ユーリ 「あんっ!ふれ....、も...やだ....」
フレン (こういう羞恥プレイも、いいなぁ....)





意外と好評だった同人作家エステリーゼ様が帰って参りました!(どんなだ)
またの名を、ユーリさん受難シリーズとも言いますが(笑)
ダメだ、書いてて楽しいコレ!!
わたしの視点がエステルと一緒だからか!?


(2010.01.04)



もどる